ドライバー 疲労監視 システム
AIアルゴリズムとセンサーを活用
ドライバー疲労監視システムは、AIアルゴリズムを活用して、ドライバーの眠気や疲労の兆候を検出するために設計された技術です。センサーとアルゴリズムにより、疲労、あくび、通話、喫煙、注意散漫を監視し、ドライバーにこれらの兆候が見られた際に警告を発して、疲労による事故の防止に貢献します。
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音声・アラーム音で警告
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SDカードに記録できる
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スマホでキャリブレーション
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GPS接続でモニタリング
アラーミー導入事例
導入会社様の声
「導入後、事故が減り社員も安心しています」(運行管理者)
「居眠り警告に助けられました」(ドライバーBさん)
事例紹介
運送会社様、バス会社様
※右の動画をご覧ください。
未来の安全を今から
居眠り・わき見運転防止装置で事故ゼロを目指しましょう!
問合せる
長距離・長時間 運転
長距離運転では、ドライバーが長時間にわたり集中を要するため、疲労が蓄積しやすく、注意力が低下するリスクが高まります。また、単調な運転が続くため、居眠り運転の危険性が増大します。
長時間の運転では、注意力の低下や集中力の維持が難しくなり、反応時間が遅れるリスクが高まります。特に、運行スケジュールがタイトな場合、ドライバーは休憩を取らずに無理をして運転を続けがちです。
高速・夜間 走行
高速道路では、長時間の直線走行や周囲の変化が少ない環境での運転が多く、ドライバーが単調さから注意力を失うリスクが高まります。また、高速道路ではスピードが速いため、居眠り運転や注意散漫が重大な事故に直結する危険性があります。
夜間は、ドライバーの体内リズムにより眠気が強くなる時間帯であり、視界も悪くなるため、特に居眠り運転やわき見のリスクが高まります。長時間の夜間運転は疲労の蓄積も早まります。
危険物・危険区域 運搬・走行
危険物を運搬している際は、取り扱いに厳重な注意が必要です。危険物の性質により、事故が発生した場合の被害が甚大になるため、ドライバーには常に高い集中力が求められます。しかし、長時間運転や単調な道路環境では疲労が蓄積しやすく、注意散漫や居眠り運転による事故のリスクが高まります。
危険区域や険しい地形を走行する際は、特に周囲の環境に敏感になる必要があります。不安定な道路状況や突発的な危険が多く、ドライバーの集中力と即時対応が必要とされます。こうした環境下では、疲労や気象条件による視界不良がさらに事故リスクを高める要因となります。
導入のメリット
居眠り運転防止装置”アラーミー”の導入は、特に、運送業等の業種において安全性を大幅に向上させる効果があります。以下はその具体的な利点と役立ち方です
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安全性の向上
居眠り運転は重大事故の主要原因の一つです。危険な状態になる前に運転者が対処でき、事故を未然に防ぐことが可能です
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コストの削減
事故が発生すると修理費用、保険料の増加、さらには信頼損失によるビジネス機会の減少など多くのコストを削減できます
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安全意識の向上
運転者自身が安全運転への意識を高める動機となり、監視されていると認識することで、より注意深く運転する傾向が生まれます
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会社の信用力向上
安全意識の高い運送会社・バス会社として顧客や取引先に良い印象を与え、事故削減とともに、契約の増加や長期的な信頼構築につながります
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アラームデータの記録
SDカードを備えているので、装置が収集するデータを記録・保存することが可能です。このデータは、安全性の向上や運行管理に多大な役立ちがあります
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データのエクスポート
デバイスはI/OおよびRS232を介して、デジタルタコグラフやドライブレコーダーなどのシステムにアラームやビデオデータを出力する機能を備えています。
拡張性
- 警告音・音声ガイダンスの更新 SDカードを使用して、警告音・音声ガイダンスを簡単に変更できます。
- GPSアンテナ対応 アプリケーションでアラームが作動する速度の調整が可能です。 ※速度設定により、停車時は警告音、音声ガイダンスは動作しません(一部の機能を除く)
警告音と音声ガイダンスを混在させることもできます
接続機器
- I/O、RS232出力 通信型デジタルタコグラフ、通信型ドライブレコーダー、IP無線機、GPSトラッカーなどのデバイスと連携できます。
- ビデオ出力 ディスプレイやMDVRに直接接続し映像を表示できます。
遠隔監視と注意喚起
通信型DVR/通信型デジタルタコグラフと本機を接続することで、運行管理センターはリアルタイムでドライバーの状況を監視することができます。
緊急性がある場合、ドライバーへ注意喚起し交通事故率を削減します。
また、ドライバーの運転行動を深く分析して、車両の運用効率を向上させ、保険会社の保険金請求率を削減できます。
- イベント検出
- アラート(警告)を出す
- イベント分析
- 運行管理センターから警告
- 研修
- トレーニング
デジタルタコグラフ接続例
ドライブレコーダー搭載デジタルタコグラフ(例:モデル-DTG7)との連携で、運転中のドライバーの疲労、
わき見運転、注意散漫等などの危険な行動をリアルタイムで監視。録画データからドライバーステータス
モニターの警告内容を確認でき、さらに詳しい運転状況の把握を行えます。
- アラーミーのアラーム信号をデジタルタコグラフへ保存
- クラウド型機器の場合、管理者画面にリアルタイムで通知
- 通知を受け取った管理者がドライバーへ連絡を取り確認、または通信型ドライブレコーダーの画面を確認
通信付きドライブレコーダ接続例
通信機能付きドライブレコーダー(モデル-VST04A)との連携で、運転中のドライバーの疲労、
脇見運転、注意
散漫等などの危険な行動をリアルタイムで監視し、警告を発して安全運転を促し、事故を防ぐためのシステムです。
- アラーミーのアラーム信号と画像をリアルタイムで表示
- ドライバーへ警告を発して安全運転を促すことができます
- アラーミーのアラームのデータをドライブレコーダー内臓のSD保存、
またはクラウド上に保存できるのでさらに詳しい状況を把握できます。
振動クッション接続例
振動クッションを本体と接続することで、居眠り・あくび・脇見・喫煙動作・通話動作を察知して音声メッセージと
アラーム音だけでなく振動でドライバーへ注意喚起します。
- 本体のI/Oケーブルと接続
- ケーブルコネクタを使用
- 振動クッションのケーブルと接続
高精度な疲労検出システム
※以下のような場合、正しく動作しない可能性があります。
「マスクや帽子等の物理的に顔の一部が隠れている場合」「近赤外線カットが強い特殊なコーティングのメガネ・サングラスを使用している場合」「太陽光や対向車のヘッドライトなどの光が、顔やカメラに当たっている場合」「カメラに傷・汚れなどが付いている場合」「取り付けが正しく行われていない場合」
昼夜を問わず利用可能
赤外線センサーは、暗闇でも安定した検知が可能です。
可視光ではなく赤外線を使用して対象を検知するため、
昼間の明るい環境から夜間の暗い環境まで、
一貫した精度で顔認識が行えます。
このため、照明条件に依存せず、
24時間稼働できるのが大きな特長です。
全天候対応
赤外線センサーは、雨、霧、雪といった悪天候でも
正常に動作します。
通常のカメラでは視界が悪化する場合でも、赤外線
技術により顔の特徴を正確に捉えることができます。
これにより、気象条件に左右されることなく、
安定した顔認識が可能です。
眼鏡・サングラスでも検知
赤外線センサーは、眼鏡やサングラスを装着している
場合でも顔全体の特徴を認識できます。
通常の可視光カメラでは反射や遮蔽により検知が
難しいケースでも、
赤外線を用いることで障害物の影響を軽減し、
正確に認識を行うことができます。
運転者の入れ替わりに対応
赤外線センサーとカメラの組み合わせは、
短時間での顔認識が可能であるため、
運転者が頻繁に入れ替わる状況でも
迅速に対応できます。
新しい運転者が車両に乗り込むたびに、瞬時に
顔を検知し、個人を識別することができます。
検知範囲・設置場所検出
- 視線ゾーン: 緑 - 安全、赤 - 危険
- 視線が緑ゾーン外にある場合(例: 2秒以上スマートフォンを見続けた場合)、デバイスが作動します。
- デバイスとドライバーの目の距離は、90cmを推奨します。
- デバイスは、側面図のように、額と肩の間に配置してください。
これを守らないと、デバイスの性能が大幅に低下する可能性があります。 - アプリケーションを使用したキャリブレーションは、デバイスの最高認識率を得るために必須です。
- 特殊なコーティングを施した矯正レンズ(特に厚いもの)やサングラスは、認識率の低下を招くことがあります。
- 髪の毛が目を覆うと、疲労として誤認され、アラームが鳴る場合があります。
- 強い日差しが機器に直接当たる(サイドウィンドウから)またはドライバーの顔に当たる(フロントガラスから)と、
認識率が低下することがあります。 - ファームウェアのアップデート中に電源が切れると、起動に失敗する可能性があります。アップデートに失敗した場合は、
再度お試しください。 - 火災、感電、怪我のリスクがありますので、修理は必ずサポートセンターにご依頼ください。
特記事項
インストール接続機器
STEP 1 ダウンロード
表示のQRコードをスキャンしてアプリをインストールしてください。
現在はAndroid
システムのみ対応しています。
インストール時にはすべての権限を許可する必要があります。
STEP 2 デバイスを携帯電話に接続
OTGアダプター(同梱)を使用して、本体を携帯電話に接続します。
OTGアダプターを携帯電話側に差し込み、データケーブルで接続します。
スマホでキャリブレーション
様々な車種・設置場所に合わせて簡単にキャリブレーションができます
- ①USB接続ケーブルで本体と接続
- ②約5秒で画像を表示されます
- ③緑の枠と赤枠が表示されます
- ④緑の枠と赤枠を合わせる
- ⑤キャリブレーションの完了
各部の名称・寸法・付属品
①本体②カメラレンズ
③アラームインジケーター
④パワーインジケーター
⑤MicroUSBソケット
⑥SDカードスロット
⑦電源トランス
⑧ビデオ出力
⑨RS232出力/GPSアンテナ
⑩I/Oケーブル(黄:OUT 白:GND)
⑪シガープラグ
⑫GPSアンテナ
⑬USBケーブル
⑭OTG変換アダプター
⑮MicroSDカード 最大128GB(オプション)
⑯ケーブルコネクタ
⑰アンカーx4、ビスx4
ワークフロー
FPE-900仕様
項目 | パラメーター/パーフォーマンス | 項目 | パラメーター/パーフォーマンス |
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モデル | FPE-900 | CPU | ARM + AI DSP チップ |
電圧 | 5~36V | 消費電力 | 5V 1mA |
オーディオ | 1.5Wスピーカー出力 | カメラ | 12ビットDVPカメラ・インターフェース |
精度距離 | 0.5~1.5M | LED | 電源動作表示、アラーム表示 |
速度計測 | 外部GPSモジュール | コネクタ | USB、シガープラグ、RS232、CVBS |
コネクタ | USB、シガープラグ、RS232、CVBS | USB | micro USB ポートx1、5V入力およびアプリ設定用 |
SDカード | 最大256GB | 出力 | RS232出力、ビデオCVBS出力 |
動作温度 | -20℃~70℃ | 保存温度 | -40℃ ~ 85℃ |
動作湿度 | 20% ~ 90% (結露無きこと) | 保存湿度 | 10% ~ 95%(結露無きこと) |
寸法 | 121(H)x95(W)x30(D)mm | 重量/th> | 140g |
※仕様は予告なく変更する場合がありますので、ご了承ください。